コンフィアンス

われわれはバンコクを拠点に活動するリサーチ&コンサルティング会社です。当社の経営陣はタイ人と日本人の混成で、設立以来、日本とタイの橋渡し、価値協創のお手伝いをして参りました。経験豊富なスタッフが、タイ人パートナー選び、各種会社設立手続き、不動産投資、住居及びオフィス探し、会計サービス代行、市場調査、事業戦略の立案、潜在顧客へのアプローチ、日本国内地方都市へのタイ人インバウンド送客等をワンストップサービスでお引き受けいたします。

タイ進出を包括的にサポート

日本企業のタイ進出の歴史は古く、さらに日本政府のODAによるインフラ開発支援のおかげでタイは東南アジアを代表する製造業の拠点となりました。日本企業の進出数も登記上は4,000社とも5,000社とも言われています。

タイの経済成長の高まりにつれて、日本企業の事業内容も少しずつ変化し、従来の安い労働力を活かした、日本や先進国への迂回輸出のためのものづくりから、現地市場のための販売拠点にシフトしています。製造業はタイにとって引き続き重要ですが、タイの産業高度化に貢献するような、仕事の中身が問われる時代になりました。

このような事業の変容が少しづつ進むなかで、日本企業が直面する経営課題も徐々に変化しています。一番重要なことは、新興国市場で販売を指揮できるホワイトカラーの確保かもしれません。

コンフィアンスは、経験豊富な日本人スタッフとタイの有力大学の教授陣とのネットワークを活かしながら、日本企業が抱える経営、会計、法務問題などを解決していきます。

社名の由来

「コンフィアンス」という言葉はフランス語で「信頼」を意味します。昨今、情報流出や食料品の偽装など、企業の社会的責任・倫理観が問われるような不祥事が続いています。その背景にはさまざまな理由があると思いますが、バブル崩壊以降、日本企業の多くは、日本企業が大事にしてきた「信頼」から、欧米流の「契約」にシフトしてきたことが指摘できるかもしれません。例えば、人材管理の非効率を減じるために成果主義が導入され、社員は自立を求められました。それは、組織に埋没していた「個人」を解き放ち、組織に変革をもたらす創造力や推進力を呼び起こすためのものでした。会社側には社員(個人)に自由を与える代わりに、自己責任で働いてもらう、自分のキャリアは自分で築いてもらうといった考え方が、広がるようになりました。結果として、日本の企業社会のあちこちでその軋轢が露呈し、短期業績のプレッシャーによって、経営者として本来すべき正しい経営判断ができなくなりつつある企業が増加しています。

信頼はもろく、構築には時間と手間がかかります。わたしたちは、信頼は会社の継続・存続自体に必要不可欠であると考えます。社会、顧客、従業員、その他のステークホルダーとの信頼関係を重視しながら、コンフィアンスは長期的な相互繁栄を重視しています。当社には設立当初から、足掛け10年にわたり取引がつづくクライアントがいます。そのような信頼の置ける企業の皆様と末永く共進できますように日々精進してまいります。

チーム・メンバー

在タイ10年以上の日本人が中心となり、テーマに応じて、タイの大学教員(国際経営、経営戦略、マーケティング、マクロ経済学、オペレーション、法学等)と連携しながら、クライアント企業の課題解決に取り組みます。